【ダーウィン7日AAP】 米ラスベガスのストリートウェアブランドのニュー(KNYEW)が、Tシャツのデザインの1つにオーストラリアの青年抑留者の画像を使っていたことで、同ブランドは謝罪の意を表した。
問題となったデザインは「抑留者Tシャツ」と呼ばれるもので、黄色のシャツにNT準州の元抑留者ディラン・ボラーさんが頭巾を被せられ椅子に縛り付けられている写真が付いており「色あせた青年」(faded youth)と書かれている。Tシャツの後ろ側にも「抑留された青年」(youth detention)と書かれている。
ニュー社は、7日にフェイスブック上で「ディランさんとその家族に多大なご迷惑をおかけしたことを謝罪します」と述べ 、問題のTシャツをデザインしたデザイナーを解雇し、販売を停止したことを発表した。
同社は、画像利用は虐待の美化や若さの乱用を意図したものではないとし「画像利用にあたってのリサーチ不足に伴う責任はすべて負う」と述べている。