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銃規制法見直しを NSW

【シドニー8日AAP】   シドニー北西部でティーンエイジャー2人が父親に銃殺された事件を受けて、NSW州で銃規制法の見直しを求める声があがっている。

ジャック・エドワーズさん(15)と妹のジェニファーさん(13)は5日、ウエストペナントヒルズの自宅寝室で父親のジョン・エドワーズ(68)に銃殺された。犯人と子どもたちの母親は、長年にわたって親権を争っていたとされる。犯行に使われた銃器は1か月前に購入されたばかりで、父親も犯行後に自らの命を絶っている。

州野党労働党のフォレイ党首は8日、銃規制法の見直しを求めた。国内で銃規制を推進する非営利団体も、銃器免許を申請する際に現前の配偶者に知らせ、意見を述べる権利を与えるべきだと提唱する。また、現状の免許制度下では女性や子どもを適切に保護できないとして、家庭裁判所での手続き開始後すぐに免許の見直しが必要だと訴えた。

警察によると、犯行に使われた“非常に強力な”拳銃2丁は父親名義で、後にノーマンハーストの父親宅で発見された。ほかにも複数の銃免許を保持していた。

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