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子への運転指導に親もレッスンが必要?

【シドニー18日AAP】   連邦政府による自動車運転初心者(Learners)への教育プログラム「Key2drive」が調べたところによると、これから自動車免許を取得しようとする子を指導する親が間違った交通知識を持っていることが多いことが分かった。

自分の子供に運転指導をしている親1250人以上を対象に行われた調査では、親が知らなかったと回答した交通規則のうち一番多かったのは、道路脇に引かれた黄色の直線は「駐停車禁止」という意味であること、また私道から車道に入るときには、自転車や歩行者も含めすべてのものに道を譲らないといけないということだった。また、初心者免許を持った自分の子供がハンドルを握り、自身は指導者として同乗している際は、携帯電話の使用が認められていないことも知らないとした親も複数みられた。

一方、回答者による自分の運転の自己採点の平均スコアは10点満点中8点以上。およそ5割の親が初心者運転の子供の運転に同乗するのは「怖い」と回答し、子供が免許を取得することに関して「うれしい」と回答した親はわずか2割にも満たなかった。

keys2driveは18日発表の声明の中で「運転が上手な親であっても、運転初心者に指導するのはまた別の話。親もプロの指導者からレッスンを受けることで、これから免許を取得する子供たちのためにもなる」と話した。

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