【シドニー1日AAP】 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は1日、月例理事会を開き、政策金利を据え置き4.75%とすることを決定した。昨年11月に4.5%から0.25%引き上げられて以降、政策金利は4カ月連続で据え置きとなった。
RBAによると、現在の交易条件の水準は1950年初期以降、最も良好な状態にあり、また商品価格の上昇に伴って、特に資源セクターにおいての民間投資が伸びていると話した。
一方でインフレに関しては、2008年のピーク時と比較すると大幅に下落し、現在は金融政策の中間目標圏内としたが、これは、オーストラリア・ドル高や賃金上昇の早期抑制などによるものだとした。