【ケアンズ2日AAP】 産業団体「旅行業界・交通フォーラム」(TTF)が行った最新の調査結果では、9割近い国内の旅行業者がオーストラリア・ドル高の影響でダメージをこうむっていると回答したことが分かった。
超過結果では、オーストラリア・ドル高が事業における中・高レベルの障壁となっていると回答したのは88%。また、86%がQLD州をはじめとする洪水で影響が出ていると答えた。また昨年第4四半期における旅行業全体の業績は平均をわずかに上回ったものの、今年の第1四半期のそれは、平均を下回るという予想が出された。
TTFは、洪水やQLD州北部に大打撃を与えたサイクロン・ヤシは業界にも大きく影響を及ぼしているとし、「今回の調査結果によって、国内及び海外向けの旅行キャンペーンの必要性が明らかにされた」と話した。