【シドニー5日AAP】 NSW州のケネーリー首相は、自身が率いる労働党が今月26日の選挙に当選したらシドニー市内のCCTVカメラ(防犯用監視カメラ)を300台以上新たに設置することを選挙公約とした。
500万ドルの予算が投入されることになるこのカメラ増設計画では、労働党が州内各市と連携し、キングス・クロスなど犯罪多発地域に新たにカメラを設置するというもの。労働党は、カメラ増設によって、逮捕者数が増えるとともに犯罪件数が減少することに期待していると話した。
さらに労働党は、犯罪情報通報ホットラインの「クライム・ストッパーズ」へも今後4年間で80万ドルの投資、また大学の犯罪調査プログラムへの資金提供も行うことを公約としている。