生活

マルディ・グラ 同性間結婚を訴える

【シドニー5日AAP】   シドニーでは5日夜、小雨がぱらつく中、同性愛者のパレード「マルディ・グラ」が開催された。34回目となる今年のマルディ・グラでは「Say Something」(発言しよう)キャンペーンが展開され、参加者らが同性間の結婚を認めるよう訴えた。

パレードでは、たくさんの「花嫁と花嫁」、「花婿と花婿」が手に手を取り行進する姿がみられた。またチアリーダーや尼僧、吸血鬼などのコスチュームを着て踊る人もあった。とりわけ観客の目を引いたのは花嫁衣裳を着た「巨大ジュリア・ギラード(首相)」とビキニ水着の「巨大トニー・アボット(野党党首)」だった。

マルデク・グラの行進は、シドニー市内ハイド・パークを出発し、オックスフォード・ストリートに進んで行進した後、終点のムーア・パークに到着した。動員された警察官は1000人以上。30万人以上の人出があったとみられている。また噂では、シドニーのエーサー・アリーナでのコンサートを終えた米歌手のリアナも見学人にまぎれていたとされている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら