【キャンベラ10日AAP】 オーストラリア連邦統計局は10日、2月の失業率を発表。2カ月連続の5.0%となった。
同月における非常勤雇用の失業件数は5万7,700件。一方で常勤雇用件数は4万7,600件上昇した。専門家の予想は、雇用件数が2万件上昇で、失業率は横ばいの5.0%だった。統計局は、心配されていた今夏の洪水の影響は特にみられなかったとした。
洪水の洪水で失業率悪化が懸念されていたQLD州では、前月から変更なし(5.6%)だった。前月比で改善がみられたのはWA州(4.2%)、NSW州(4.8%)、VIC州(5.0%)、TAS州(5.6%)及びNT準州(2.3%)。SA州は前月比0.4%上昇の5.8%、ACT(首都特別地域)は0.1%上昇で3.5%だった。