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駐日豪大使が原発問題に懸念

【シドニー15日AAP】   マクリーン駐日オーストラリア大使はABCラジオで、東日本大震災で発生した東京電力福島第1原発事故について「すべての人にとって憂慮すべき問題だ」と話した。

2004年から駐日オーストラリア大使を務めるマクリーン氏は、「原発での事故は、誰もが望んでいないことだ。日本側は、問題がこれ以上拡大しないよう全力を尽くして頑張っている」とし、関係当局が努力していることを強調した。また、太平洋戦争中に広島に原爆が投下されたことに触れ、被爆経験者が現存している中、特に原子力の問題に対して日本人は真摯に受け止めていると述べた。

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