【キャンベラ17日AAP】 オーストラリア連邦警察(AFP)は、海外の関係機関と連携し、児童わいせつに関わったとされるオーストラリア人31人を逮捕した。
AFPは、イギリスの「児童労働及びインターネット保護センター」と3年前から捜査を展開し、世界中の670人の容疑者を断定した。容疑者らは、オランダを発信元とする、少年と成人の性交渉を促進させる目的のウェブサイトの会員。7万人いるこのウェブサイトの会員はほとんどが男性だという。警察は、全世界で184人を逮捕し230人の児童を保護した。うち4人の児童はオーストラリア人だった。
AFPによると、逮捕されたオーストラリア人31人の中には教師やボーイ・スカウトのリーダーなどがいる。年齢幅は19歳から84歳にわたる。このうち4人については同ウェブサイト運営に関わっているとみられているという。警察は今後も捜査を継続して行う。