【キャンベラ17日AAP】 オーストラリアの人口が急増するなか、政治家らは移民や留学生、外国人一時労働者について討議を広げているが、インフラの専門家は「50年後に都市になる町を決める必要がある」と話す。
インフラストラクチャー・オーストラリアのフィリップ・デイビズ責任者は、アデレード、キャンベラ、ギーロング、パースは人口増に対応できると考える。手段として、将来的に大きくしたい町を各州が指定し、連邦政府と連携して産業や交通のリンクを築く。日本の新幹線沿いに発展した都市に触れ、メルボルンと繋がる高速鉄道を建設中のギーロングは都市になる可能性が高いとの見方を示している。
国内の人口が2,500万人に近づくに伴い、自由党のディーン・スミス上院議員は人口政策の見直しを求めた。ターンブル連邦首相は、「移民や人口増について常に検討しており、シドニー第二空港建設など需要に見合った新たなインフラ計画も行っている」と話した。
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