国際

安否不明 被災地の豪人11人

【キャンベラ18日AAP】   地震と津波で大きな被害を受けている日本で、まだ11人のオーストラリア人が行方不明となっている。

行方不明者の安否確認のため大使館職員による懸命の作業が行われているが、外務省(DFAT)は、この11人は津波の被害が最も大きい地域にいた可能性があると発表した。ラッド外相は、現在のところオーストラリア人の死亡は報告されていないが、犠牲者の中にオーストラリア人が含まれる可能性はまだあると述べた。

連邦政府は、福島原発の放射能漏れの恐れから、自国民には東京とその周辺地域から退避するよう勧告している。外相は「多数のオーストラリア人が退避したが、まだ1500人のオーストラリア人が東京周辺に残っている。経済的理由などで帰国できない場合は、大使館に連絡してほしい」と語った。

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