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豪救助隊 日本から帰国へ

【キャンベラ22日AAP】   日本の東北地方太平洋沖でマグニチュード9.0の地震が発生し、津波などの被害を受けた日本で救助活動を実施していたオーストラリアの捜索隊が22日、1週間の活動を終えてオーストラリアに帰国する。

NSW州を拠点とする72名の都市捜索救助(USAR)チームは成田空港を出発し、22日午後1時30分ごろにシドニー国際空港に到着する予定。今回、救助チームは東北地方で著しい被害を受けたエリアのひとつ、宮城県の南三陸町付近で活動を行った。

マクレランド司法長官は「USARはニュージーランドとスイスからの救助チームとともに生存者の捜索を行ってきた。崩壊した建物の瓦礫を掘り起こし、燃料不足や通信の問題などを乗り越えながらの捜索となった。また、夜にはマイナス17度の寒さの中で活動した。困難な状況の中の厳しい任務だったにもかかわらず、チームは素晴らしい仕事を行い、任務の間、チームの士気は弱まることがなかったと聞いている」と語った。

日本に派遣された救助チームのメンバーのほとんどがクライストチャーチ地震の救助活動から帰国したばかりだった。

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