【ゴールドコースト18日AAP】 QLD州ゴールドコースト市が、海底墓地の建設を計画していることが分かった。同市は国内で6番目に大きい都市だが、墓場用の敷地が不足しており、これを解消する案として浮上したもの。
ゴールドコーストのトム・テイト市長は、墓地をサーフポイントとして知られるスピットから沖へ2海里の場所とし、ここに巨額の費用を投じるピラミッド型のコンクリート建造物を設置する方針を明かしている。火葬された遺灰の埋葬が可能だという。
テイト市長は、1年のうち300日を太陽を浴びて過ごせることから、多くの人が「ずっと海に入っていたい」と言うことを例に上げ、海底墓地が「永遠にこの願いを叶えてくれる」と話した。同市長は、米国マイアミ州の「ネプチューン・メモリアル・リーフ」から海底墓地のアイデアを得たとしている。