【シドニー24日AAP】 世界中の人々が同じ日時に電気を一時間消すことで節電・環境問題を考える「アース・アワー」が今月26日午後8時半(豪東部時間)に開催される。24日現在で世界133カ国が参加を予定している。
アース・アワーは、2007年にシドニーで開催されたのを皮切りに毎年3月の最終土曜日に行われているイベントで、毎年、参加国の数は増えている。今年は、シドニーではオペラ・ハウスやハーバー・ブリッジで消灯がなされる他、アジアの大都市ではバンコク、香港、ニューデリー、また北米ではニューヨークやシカゴ、ヨーロッパではロンドンやベルリン、パリ、ローマなども参加する。2007年の参加者数はシドニーにいる220万人だけだったのが、2009年には世界4000都市から10億人が参加した。
アース・アワーの主催者側は「我々の目標は不要な電力使用を削減すること。今年は、将来に向けて継続的な節電活動を行うよう参加者に呼びかけている」と話した。