国際

E・テイラー死去 豪有名人も哀悼の意

【シドニー24日AAP】   戦後のハリウッドを代表する米女優のエリザベス・テイラーが23日、ロサンゼルスの病院でうっ血性心不全のため死亡した。享年79歳だった。大女優の悲報にオーストラリアの有名人も哀悼の意を表明している。

テイラーは1932年、米国人の両親の元にイギリスで誕生した。12歳で映画デビューを果たした後は映画界のスター街道を突き進み、アカデミー主演女優賞を2度受賞するなど輝かしい功績を残した。私生活では8度結婚したことでも知られている。タイラーは1957年、3度目の結婚相手であるマイク・トッドが監督を務めた「80日間世界一周」の試写会に伴って、一度だけオーストラリアを訪問した。

オーストラリア人歌手のカイリー・ミノーグはツイッターで「エリザベス・テイラー…まるで輝きが絶えることのないダイアモンドのような人」として、大女優に哀悼の意を表した。またオーストラリア人ハリウッド俳優のラッセル・クロウも「テイラーは女神だった」と表現した。ボブ・ホーク元首相は、テイラーを20世紀最高の女優とし、多くの人に喜びをもたらした人物だったと語った。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら