【シドニー25日AAP】 26日の州選挙を目前に控え、NSW州では各党が追い込みをかけている。一方で、最新の世論調査では現与党がかなり不利であることが伝えられた。
25日発表の最新の「ギャラクシー」調査では、労働党の下院議席の予想獲得数はわずか14。予備選挙の結果でも保守連合は51%だったが労働党はわずか22%。2党比較では、66:34と保守連合が圧倒的な強さをみせている。また「ニュースポール」調査でも、保守連合の支持率は50%と堅実なものであるのに対し、労働党はわずか23%だった。
保守連合は今回の選挙の公約として、シドニー西部・南西部の急行列車の本数の大幅増加や同地域の道路事情改善など、労働党のお膝元とされるシドニー西部に焦点を当てて展開しており、これが功を奏しているという見方もある。