【メルボルン26日AAP】 カンタス航空のCEO、アラン・ジョイス氏は27日、VIC州洪水被害義援金に50万ドルを寄付することを発表した。
ジョイス氏は、今回の寄付はオーストラリア社会におけるカンタス航空の立場を反映するものと述べた上で、「我々は、必要なときに国内外のオーストラリア人に対して支援する役割を担っていると考える。また、このような重大な事態においては、すべての企業が寄付をすべきだ」と語った。
メルボルンで開催されたオーストラリア・グランド・プリックスでカンタス航空からの寄付を承諾したベイリュウーVIC州首相は、同州では1月の洪水とギップスランドで先週発生した豪雨の影響で、今もなお被害に苦しむ人が多いと述べた。同州首相は「カンタス航空は他企業に対し良い例を示した。我々は企業に寄付を促したい」と語った。