【メルボルン22日AAP】 ジョシュ・フライデンバーグ連邦環境・エネルギー相は22日に、メルボルンのクイーン・ビクトリア・マーケット(QVM)が国家遺産リストに登録されることを発表した。
観光客を始め多くの人が訪れるQVMは、国家遺産リストの114番目に登録され、メルボルン・クリケット・グラウンドやシドニーのボンダイ・ビーチ、キャンベラの戦争記念館と肩を並べる。
フライデンバーグ環境省は「QVMは1878年に創業された歴史あるマーケット。ウーバーイーツ(Uber Eats)も冷蔵庫もない時代の、人口わずか12万人のメルボルンの食品流通システムを理解することができる」と述べた。
今年3月にはヘリテージ・ビクトリアは、地下駐車場や建築140年の倉庫の修復を含む、QVMの2億5000万ドルの再開発計画を拒否している。