【NT準州テナントクリーク22日AAP】 ターンブル連邦首相は22日、NT準州郊外の町テナント・クリークを訪れた。同地を連邦首相が訪れるのは、1982年のマルコム・フレーザー氏以来。
ターンブル首相は地元の先住民語で歓迎を受け、同じく先住民語で返答した。
6月、NT準州政府が安全面を懸念してテナント・クリーク周辺の家庭から子ども15人を引き離したことがわかった。2月は幼児強姦事件が発生している。同州議会も、少なくとも毎週子ども1人が性的被害に遭っていると見積もる。
先月ターンブル首相と会談したNT準州バークリー・シャイアのスティーブ・エッジントン市長は、「子どもの保護、酒類乱用、教育と保健が主な社会的問題だ」と話す。ターンブル氏は地元企業や先住民のリーダーらとも会談予定。さらに、家庭内暴力やアルコール関連事件の削減を目指すチームや警察も訪問する。