【キャンベラ23日AAP】 調査の結果、国内で投資詐欺の被害額は毎月400万ドル以上に上ることがわかった。詐欺の認識が深まるにもかかわらず、犠牲者は増える一方だ。
オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)の「Scamwatch」および政府の「サイバー犯罪オンライン通報ネットワーク(ACORN)」は昨年、投資詐欺の被害額6,460万ドルを発表した。今年はすでに2,600万ドルが報告されており、1憶ドルを上回る見通しだ。ACCCのデリア・リカード副委員長は23日、「毎週何十万ドル、なかには何百万ドルもの詐欺被害の報告を受ける」と話した。詐欺は洗練され、詐欺師も非常に説得力があるという。
年齢別では45~64歳が被害者の半数を占め、最もリスクが高い。