【シドニー6日AAP】 ギャラクシー・リサーチによる世論調査では、オーストラリア国内のがん死因の第2位が腸がんであることを知っているのは、回答者のわずか4分の1であることが分かった。
がん患者支援団体「キャンサー・カウンシル」は6日、国民の腸がんに対する意識が低いために検査を希望する人が少ないことを指摘。政府による支援が必要だと述べた。「検査の効果が証明されて14年になるが、現在のシステムでは新たに参加する人々は対象外で、先行きに不安がある」と同団体。
また今回の調査では、回答者のほとんどが、がん死因の第1位は乳がんと思っていることが明らかになった。しかし実際は、乳がんは第4位で、がん死因の第1位は肺がん、次いで腸がん、前立腺がんとなっている。