【シドニー25日AAP】 世界最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・フユスザイさん(21)が、オーストラリアを初めて訪問する。女性の教育の必要性を訴えていたマララさんは、15歳当時の2012年、パキスタン北部で下校途中に銃撃された。
銃撃事件前、マララさんは4年間にわたり、タリバン勢力下の生活や地元の女性に対する規制についてBBC局にブログを綴っていた。事件後は英国に渡って高等教育を修了した。ノーベル平和賞受賞後は、女子の教育を支援する“マララ基金”も設立された。
マララさんは12月、女性の世界リーダーらのイベント「Women World Changers」で講演のため、オーストラリアを訪れる。講演はシドニーが12月10日、メルボルンは翌11日。チケットは今月25日から発売される。