【シドニー25日AAP】 シドニーのチャーターボート管理会社が、ボートから汚水を垂れ流しにしたとして罰金1万5,000ドルの支払いを命じられたことが分かった。汚水の垂れ流しは今年6月、道路海運サービス局(RMS)とNSW海上警察が行った抜き打ち検査で発覚した。
RMSが発表した声明によると、高級ボートが2時間の貸し切り時間を終えて戻って来た際、汚水を放出するバルブが開いたままとなっており、汚水タンクが空になっているのを発見したという。
この他にも、安全器具が欠損していたり、救急セットの消費期限が超過していたほか、救命ボートが浮かないなどの問題が見つかっている。また、搭乗員が救命胴衣や安全器具の場所や使用方法を知らないケースもあったといい、これに対しRMSは法的措置も検討していると説明した。