【シドニー14日AAP】 毎年この時期恒例の「ロイヤル・イースター・ショー」が14日、開園された。今月27日(水)の閉園まで多くの来場者が見込まれている。
1823年に始まったロイヤル・イースター・ショーは、毎年、学校が休みのこの時期に開催され、人や動物による催し物が日替わりで行われる。移動遊園地や「イースター・バッグ」(福袋のようなもの)などを目当てにたくさんの人が訪れる。
今年の一番「大きな」目玉の一つは、牛の「フォンジー」君。NSW州シングルトンで育ったフォンジー君は全長2メートル、体重は優に1トンを超えるという。さらに「サイコー・サイドショー」では、スペース・カウボーイや世界最小の強靭男「ゴリアス」が出演(ゴリアスは自分の3倍大きな人を持ち上げられるという)。またお化け屋敷「ハリウッド・ホラーズ」では度胸試しもできる。
NSW州中央沿岸部から初めてイースター・ショーにやってきたという少女らは「大きな乗り物に全部乗りたいわ」と興奮気味に話し、怖くないのかと聞かれて「全然!」と元気良く返事をした。