【キャンベラ26日AAP】 NT準州のキャサリンで、総額1,300万ドルに相当する6トンのたばこ葉が見つかったことが分かった。オーストラリア国税局(ATO)やオーストラリア国境警備隊(ABF)による合同のタスクフォースにより摘発されたもよう。
違法のたばこ葉が発見された場所では、3つの熟成したたばこ葉の塊が見つかったほか、これらを乾燥させるために使われる輸送コンテナや、広範囲の灌漑システムもあったという。NT準州におけるたばこ葉の摘発は今回が初めて。
ATOのデイ副長官は、違法たばこの取り引きで利益を上げようとしても、タスクフォースから逃げることは出来ないとした上で、「オーストラリア国内で栽培されている、すべての違法たばこを摘発するため、今後も関係各所と協力していく」と述べた。