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服役囚トンネル掘り脱走計画 NSW

【シドニー26日AAP】  NSW州バサースト刑務所で26日、2人の服役囚がトンネルを掘って脱走を試みようとしていたことが発覚した。職員の一人が、刑務所内で砂岩ブロックの端に紙の詰め物を見つけたことで明らかになった。

 

トンネルからの脱走を試みていたのは、37歳と39歳の服役囚。両者ともトンネルについての関与を否定しており、現在は隔離された場所で調査が進められているという。NSW州では2017年、脱走した服役囚が10人に上っている。

 

トンネルを発見した職員によると、服役囚は歯磨き粉とトイレットペーパーを混ぜた糊状のペーストを使って砂岩ブロックを固定し、トンネルの入り口をふさいでいたという。NSW州のセベリン刑務所サービス局長は、トンネルを発見した職員を「素晴らしい手柄」とたたえた。

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