【シドニー29日AAP】 メリンダ・パヴィ海洋相は、シドニー港の容量制限の対策として、ボタニー湾のモリニュー・ポイントやヤラ・ベイをクルーズ船のターミナルとして考慮していることを明らかにした。
ハーバーブリッジ下を大きすぎて通過できない豪華客船が、豪海軍基地のあるガーデン・アイランドに停泊している現状に、連邦政府が懸念を表したための対応とみられる。
巨大客船は幅が大きすぎるために、サーキュラキーの国際客船ターミナルに停泊できないことがあるため、パヴィ海洋相は「現在の客船ターミナルは近年増加する客船と乗客の数に対応するのが困難な状況」としている。
また、新しい予約システムのもと、国際客船ターミナルの乗客数の最大化を検討するとした。
ハーバーブリッジ下を通れるサイズのクルーズ船は、今まで通りホワイト・ベイに停泊できる。