【キャンベラ29日AAP】 連邦議会の5つの補欠選挙が行われた28日の“スーパーサタデー”で、与党保守連合が大敗、野党労働党は4選挙区を獲得した。
労働党はQLD州ロングマン、TAS州ブラッドン、WA州フリーマントルおよびパース選挙区を獲得。残るSA州マヨは、センター・アライアンス党のレベッカ・シャーキー議員が再選した。
ターンブル連邦首相は29日、「有権者が表した意思を深く謙虚に見据えて分析する」とコメントした。ショーテン労働党党首は、「労働党の候補者も政策も保守連合より公平だ」「有権者は家族や保健の行く末を懸念している」と述べ、答えは出ているとした。
一方で、ターンブル氏は「新聞の世論調査は誤っている」と、ショーテン氏は「労働党内の党首争いについて書き立てようとしている」と話し、両氏ともにメディアを強く批判した。