【キャンベラ21日AAP】 オーストラリア健康福祉研究所(AIHW)が発表した最新の報告書によると、歯科検診を定期的に受診しない人が虫歯になる確率は、受診する人の3倍ということが分かった。
歯科検診受診パターンと口内の健康状態に関するこの報告書では、歯科検診を受けない人が歯を失う確率は、受診する人の1.6倍となった。受診する人は早めに虫歯治療を受けることができるためだという。
成人の歯科検診受診率は未成年のそれと比較して3分の1。この要因は、成人の検診代が100ドル前後と高いために歯科医へとなかなか足が向かないことや、歯科医へ行くと憂うつな気分になることも挙げられている。