【キャンベラ26日AAP】 大手スーパー・チェーンの「アルディ」(ALDI)は、児童の行動に影響を及ぼすとされている合成着色料を使用したすべての食料品を陳列棚から排除すると発表した。これは国内のスーパーで初。
合成着色料は、食料品の色彩や見た目の華やかさを強調するために使用される粉末・液体状のもの。英サイサンプトン大学が2007年に行った調査では、特定の合成着色料と保存料(安息香酸ナトリウム)の混合物を摂取した児童において、多動性が高まることが証明された。
アルディは26日に発表した声明の中で、今後アルディで購入できる食料品はすべて合成着色料が未使用であるため、安心してお買い物を楽しんでほしいと述べた。