【ブリスベン29日AAP】 27日に発生した放火で教室などが大損壊したブリスベンの州立学校では、放火から2日後の29日に授業が再開する。
この学校は同市北部に位置するウェーベルハイツ・ステートスクールで、放火による被害で一部の教室と音楽室、美術室、スポーツ室などを失ったが、QLD州教育省がユニット式の建物を4棟仮設して、授業の再開が決定した。
ディック州教育相は声明文の中で、「大火災の消火完了から48時間以内に授業が順調に再開することで、この学校に通う390人の生徒にトップクラスの教育が提供される」と述べた。
なお放火事件に関しては、17歳の青年2人と16歳の少年2人が告訴され、28日に裁判所に出頭したが、全員が保釈になった。