生活

大人用エピペン 国内で依然不足

【キャンベラ6日AAP】   重度のアレルギー患者にとって緊急時に欠かせないエピペンが、製造の遅れにより国内で不足している。不足するエピペンは大人用の300mcgのみ。

国内唯一のサプライヤーであるマイラン・オーストラリアによると、卸売販売業者への在庫は増えつつあるが、供給は依然として余裕がない。治療製品管理局(TGA)は6日、「エピペンの入手が困難な患者は、薬局に連絡するように」と発表した。

オーストラリア免疫アレルギー学会(ASCIA)は5月、代替品がない場合は期限切れのエピペンを使うよう奨励した。期限が切れて間もない製品は問題がないという。

エピペン不足は米国やカナダでも影響が出ている。

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