【キャンベラ9日AAP】 健康推進団体連合が、子供をターゲットとしたジャンクフードの広告について、政府に取り締まりを強化するよう求めている。
肥満ポリシー連合(OPC)は、テレビ、インターネット、印刷物のほか、スポーツイベントのスポンサーなどに対する規制について、州および連邦政府に立法の青写真を提案した。連合の政策顧問のマーティン女史は、「OPCは、連邦政府が国家問題として取り組むことを望んでいるが、それが難しい場合は州レベルで実施することも可能だと考えている。この提案は、子供をジャンクフードのマーケットに晒すことから防ぎ、肥満問題を軽減するための重要な一歩となる」と語った。
連邦政府は昨年、テレビのジャンクフードの広告を特定の時間帯に放送することを禁止する予防医療部会からの求めを否決している。OPCは、企業による自己規制は例外適用が多すぎるため、十分に子供達を守れておらず、食品会社のWebサイト、屋外看板、電子メール、テキストメッセージによるマーケティングや販売促進キャンペーンによるおもちゃの使用も制御できていないと主張している。
OPCの提案は、オーストラリア医学会、オーストラリア歯科医師会、およびオーストラリアがん評議会が支持している。