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バリアリーフに回復の兆し QLD

【ブリスベン8日AAP】  サンゴ礁などの研究を行う、サンゴ礁・熱帯雨林研究所は、白化現象が深刻化しているQLD州グレートバリアリーフのサンゴ礁について、昨夏の涼しい気候により回復の兆しを見せていると報告していることが分かった。

 

同研究所のモリス所長は、サンゴ礁のある海域における生物的多様性が、サンゴ礁の回復に大きく役立っているとした上で、まだ危険を脱したとは言えないと慎重な態度を示した。さらに「気候変動により世界で気温が上昇し続けているということは、グレートバリアリーフの苦難も続くということ」と述べた。

 

さらに、同研究所はケアンズ近くのオペレーターと共に、主要な観光地における白化の状態を調査しているが、最近撮影された写真では、2016年~17年にひどく白化していたサンゴ礁が、多くの場所で健康的にカラフルな色合いを見せていたという。

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