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カンタス整備士組合、来週のストも中止

【シドニー13日AAP】   カンタス航空の整備士1,600人は、オーストラリア各地で全国的なストライキを来週に計画していたが、13日にその中止を決定した。

全豪航空整備士組合(ALAEA)は、給与と労働条件にまつわる継続中の労使間の対立から、16~17日に全国各地の空港でストを計画していた。しかし会社側が13日に発表したところによると、組合側から、最低1ヶ月はこれ以上の争議行為を行わないという保証を受けたようだ。

同組合では当初、13日にも1時間のストを予定していたため、会社側はその前日にフライト31便のキャンセルと数十便の遅延を発表していた。しかし、安全面での懸念を理由に組合がスト中止を宣言したため、平常どおりの完全運航が可能となった。

一方、オーストラリア・国際パイロット組合(AIPA)も12日に声明文を発表し、5月19日までに会社側が雇用の確保を保証しない限り、ストを決行するとしている。

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