政治

ギラード首相の支持率低下 最新調査で

【シドニー16日AAP】   16日発表の最新の世論調査「ニューズポール」では、ギラード連邦首相に対する支持率が記録的に低下している。労働党の支持率も保守連合の後を追う形となっている。

同調査結果によると、ギラード首相の支持率は34%で、首相就任以降、最低の支持率となり、ラッド前首相が首相の座を追いやられた時の支持率よりも低かった。2月の調査では50%だった。一方、アボット野党党首の支持率は2週間前から4%低下したものの、2月からは変わらず38%。労働党と保守連合の2党に対する支持率は54対46で保守連合が僅差ながらも上回った。

また、16日発表の「ニールセン」調査でも、ギラード首相の支持率は前回より2%低下で43%と過去最低。一方、首相に対する不支持率は2%上昇の52%だった。対して、アボット野党党首の支持率は3%上昇の45%、不支持率は1%低下の50%。労働党への支持率は33%と前回から変化はなかったが、保守連合の支持率は2%増加の46%だった。

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