生活

K・クロスの臨時トイレで路上小便減少 

【シドニー18日AAP】   シドニーのナイトクラブ街キングスクロスに、期間限定で設置された男性用トイレによって路上小便をする人の数が減少したという。同地域の路上小便は、清掃に700万ドルの税金が費やされるほどの深刻な問題となっている。

この臨時トイレは先月15日から今月7日までトライアルとして設置されていたもので、コンサート会場などでみかけるタイプのもの。期間中、キングス・クロス周辺フィッツロイ・ガーデンやスプリングフィールド・モールなどに設けられた。シドニー市は、約5500人が利用したとしており、一番利用者数が多かったのはスプリングフィールド・モールで1633人前後だった。

同市では、今後は別の場所に時期をずらしてトイレ設置を検討しているとし、またシドニー市ウェブサイトにて同トイレに関するコメントを投稿するよう市民に呼びかけている。

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