【キャンベラ14日AAP】 ターンブル連邦首相が掲げる新エネルギー政策、National Energy Guarantee(NEG)は自由党内で大きな支持を得た。アボット元首相など複数の党員は、電力料金大幅削減の不確かさを懸念して反対していた。
NEGは2020年に開始予定。電力会社に安定供給と排出削減目標達成を求め、電力料金を年550ドル削減する。14日夜に各州の担当大臣に委ねられ、10日以内に連邦議会で導入される見通しだ。ターンブル首相は14日、「電力の安定供給だけでなく価格削減になる」と述べた。
野党労働党は、各州がNEGの構造に合意すれば支持する意向を示すとともに、NEGの排出削減目標26%を45%に引き上げるよう求めている。
現在、VIC州およびQLD州はNEGに反対している。