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強姦事件の有力情報に懸賞金10万ドル

【シドニー25日AAP】   昨年NSW州西部ボークで発生した強姦事件に関して、同州警察は25日、事件の犯人逮捕につながる有力情報の提供者に対して10万ドルの懸賞金を提供することを発表した。

この事件は昨年3月25日夜、運動のためウォーキングをしていたカーステン・ウィリアムさん(26)の後頭部を何者かが殴り、男2人が彼女を近くの小道に引きずり込んだ後、顔面を殴りつけて強姦した。ウィリアムさんは抵抗した際に手首を脱臼した。

3児の母であり看護師でもあるウィリアムさんはこの日、事件について語る中で、「本当に殺されると思った。今でも記憶がよみがえり悪夢を見る。犯人を見つけない限り私は先へ進めない」とし、事件が彼女に与えた傷の深さを明らかにした。

また、地元のベテラン警官であるウィリアムさんの父親は、この事件によって町全体が衝撃を受けたと話し、犯人が逮捕されることで自分たちの家族のみならず地域全体もショックから立ち直ることができると述べた。

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