【メルボルン25日AAP】 メルボルン郊外ベントレー・イーストにある住宅で25日午後2時半ごろに発生した火災で、通りかかった男性2人が燃える住宅から乳児を救出した。
乳児の母親は、もう1人の子ども(2歳半)を抱いて住宅から避難した後、中にいる乳児を救い出すために住宅に戻ろうとしたが、大量の煙と熱で制止された。しかし通りかかった男性2人は乳児のことを聞き、窓ガラスを割って煙が立ち込める住宅内に入り、泣き叫ぶ乳児を発見。無事に救出した。母親と子どもたちは、煙を吸入したために病院に搬送され治療を受けた。
大都市消防隊によると、この住宅には火災報知機が設置されていなかった。消防隊は「家族を守るためにもちゃんと作動する火災報知機を設置してほしい」と強調した。