【メルボルン28日AAP】 メルボルンで28日開催された自由党の州大会で、トニー・アボット連邦野党党首が党員から総立ちの拍手喝采を受けた。
アボット氏は、労働者や「忘れ去られた家族」を自由党は擁護していくと伝えた。また、30分近い演説時間の大部分を使い、党員に対して連邦政府の炭素税案に反対するように強く呼びかけた。
炭素税について同氏は、「オーストラリアの製造業の発展を徐々に蝕む」結果となり、生活費の急騰を招くと批判した。また、「この税を阻止しなければならない。自由党員だけでなく全国民のために、国政を取り戻す必要がある」と語り、「この有害な税からオーストラリアを守るまで、我々は安心できない」とした。