生活

O型の血液不足が深刻

【シドニー30日AAP】   オーストラリア赤十字社の血液サービスによると、NSW州でO型の血液が不足しており、在庫が1日分の状態だという。

血液サービスの担当者によると、この深刻な血液不足はドナー数が急激に減少しているため。同サービスでは常時6日分のストックを目指しているが、国内では2日分にしか達しておらず、NSW州ではさらに不足の状態が続いている。「O型血液の在庫不足が特に深刻。これから風邪やインフルエンザのシーズンが始まることや6月の連休が影響し、ドナー数がさらに減ることが予想され、非常に心配だ」と語った。

O型は患者の血液型が不明の場合でも緊急時に使用することができるが、血液型に関係なく献血ドナーが求められている。献血に関する情報は、オーストラリア赤十字血液サービス(電話番号:131495)まで。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら