政治

電気代値下げ 豪首相「圧力かける」

【キャンベラ19日AAP】  連邦のターンブル首相は19日、自身のツイッター上に動画を公開し、電力価格の引下げに応じない大手電力会社に対し、“ビッグ・スティック(こん棒)”を使うように、大きい圧力をかけていくと強硬な姿勢を示した。

 

ターンブル首相は「大手電力会社が消費者のために正しい選択うようにするためなら、圧力で規制を行うことも躊躇しない」と述べた。さらに同首相は、アボット前首相による2030年までに二酸化炭素の排出量を26%削減するという目標について、「説得力のある同義的な目標」とこれを支持する姿勢を示した。

 

ターンブル政権は現在、新たなエネルギー政策のもと、二酸化炭素の排出量の削減目標を法律で定めようとしており、州政府に対し、目標を26%から引き上げることを要求する場合には、それが将来的にどのように電力価格に影響するか、国民に説明する責任を負うことになるとして、けん制する姿勢を示している。

 

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