【キャンベラ19日AAP】 連邦政府は、稀にない深刻な干ばつに苦しむ地域に対する支援金を総額18憶ドルに引き上げた。
NSW州中西部フォーブスで20日、ターンブル連邦首相は「多くの農家からのフィードバックを受けて、助成金が必要と考えた」と語った。QLD州西部、NSW州、VIC州の60つのカウンシルにそれぞれ100万ドルが支給される。政府はさらに、低金利の借入額を現行の倍の200万ドルに引き上げ、通常金利の年間借入額も2億5,000万ドルから5憶ドルに引き上げる。
元少将のステファン・デイ氏が、全国干ばつコーディネーターに選任された。
全国農業者連盟(NFF)のフィオナ・シムソン会長は、「結局のところ、唯一の特効薬は雨だ」と声明で発表した。NFFは、デイ氏との連携を心待ちにするとして、雨が降るまで受けられる支援はすべて利用するよう農家らに呼び掛けている。