【シドニー22日AAP】 通信大手オプタスは22日、携帯電話市場での競争力を維持するため、事業のデジタル化とオートメーション化を進める方針を示した上で、国内で440人を解雇する決定を明らかにした。
オプタスの広報担当者は、“世界クラス”のデジタルサービス企業となるため、効率性の向上を図りたい考えを示し、「ムダを省くとともに、効率性を向上させ、デジタルやオートメーションなど次世代のテクノロジーを取り入れていきたい」と説明した。
また、オプタスは解雇の対象となる従業員に対しては、配置転換などの可能性を探るとしている。同社は今年5月に約400人を解雇しているほか、傘下のヴァージン・モバイルも段階的に200人を解雇する方針を示している。