【ブリスベン6日AAP】 夏に大きな自然災害を受けたQLD州で、アジア諸国を筆頭に外国人観光客数がわずかながらも上昇している。
オーストラリア国際観光調査の最新の研究によると、3月までのQLD州の外国人訪問者数は200万人に上り、前年比1%の増加となった。
ジャラット観光相によると、災害によってQLD州の観光産業は大きな打撃を受けたが、国際的なマーケット、特にアジアからの訪問が増えている。3月までの中国人観光客は19万7000人と前年より29%増加した。またその消費額は、前年より6200万ドル多い3億8800万ドルだったという。
中国の他、香港から3万9000人、シンガポールから5万人(9%増)、マレーシアから4万5000人(13%増)、韓国から7万1000人(8%増)、インドネシアから1万7000人(13%増)と、各国からの訪問者数が増加している。