【キャンベラ9日AAP】 9日、5月の失業率が発表された。3カ月変化なしの4.9%だった。非常勤雇用者数は2万9800人増加したものの、常勤雇用者は2万2000人減となった。全体としては僅か7800人の雇用者増加にとどまった。常勤雇用者数の大幅減少を受けて、オーストラリア連邦準備銀行は、今後もうしばらくは金利引き上げを実施しないと予想される。
各州の5月失業率は以下のとおり。(括弧内は前月失業率)
NSW州: 4.9%(5.1%)
VIC州: 5.1%(4.7%)
QLD州: 5.2%(5.2%)
SA州: 5.4%(5.5%)
WA州: 4.3%(4.1%)
TAS州: 5.8%(5.5%)
NT準州: 3.5%(3.2%)
ACT(首都特別地域): 3.7%(3.6%)