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「政府の勾留者管理は空言だ」野党

【シドニー10日AAP】   クリスマス島の移民勾留所で10日、約100人の勾留者がかかわる暴動が発生した。所内2か所の収容施設の治安を回復するために連邦警察が出動したが、その後も3人の勾留者が屋根に上って抗議活動を行った。

暴動の最中、勾留所の運営会社「サーコ(Serco)」の従業員1人が負傷し、また警察官と警備員に飛び道具が投げつけられた。

これに関してモリソン影の移民相は、規則に従わない勾留者に厳しく対処するとする連邦政府の脅しが「空言」だと批判した。また、「我が国の勾留所でこのような動揺が起こる主な理由は、(連邦政府による)過去3年間の国境保護政策の失敗にある」とし、政府と移民省がまたもや「統制力を失った」と述べた。

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