【キャンベラ26日AAP】 先週行われた与党自由党党首選に立候補して敗れたジュリー・ビショップ元副党首は、外務大臣を辞任すると明らかにした。連邦議員は続けるという。
ビショップ氏は26日午後、外務大臣を退く意向をモリソン新連邦首相に伝えた。62歳のビショップ氏は10年以上に渡って自由党副党首を務めたが、24日の党首選ではわずか11票を集めた。
ターンブル元首相は26日、「国内外の女性の模範的人物」とツイートし、ビショップ氏の忠誠に感謝を表した。野党労働党のウォング影の外相も、「国内初の女性外務相」「保守連合政府の外交政策を批判した際も、ビショップ氏の献身ぶりに疑いを持ったことはない」と敬意を示した。元連邦首相・外務相のケビン・ラッド氏も、「ビショップ氏は世界中で尊敬を勝ち取った」とツイートしている。